2006年 03月 24日
ご訪問者さまより、ご質問を頂戴しましたので「離婚をしない時の浮気調査の活用方法」についてお話をさせて頂きたいと思います。 まず、浮気調査をしていない状況でご夫婦が「話し合い」をする場面を想定してみましょう。 その場面で・・・ ○ほぼ事実に近いと思える確証があっても「言い逃れ」をされると、追求の手段がありませんね。ところが、異性との交際が分かるような写真や報告書があれば事実は事実として認めざるを得なくなります。 ○仮に、配偶者が強行に離婚へ踏み切りたい・・・と申し出してきたらどうなるでしょうか? 最悪の事態では、有責配偶者であるにも関わらず「あなたを悪者」にして調停を起こす可能性もあります。(実際に、よくこのケースを見かけます) そんな時でも、浮気の写真があれば有責配偶者からの離婚請求は認められないという主張が出来ます。 ○どれだけ話し合っても解決の糸口が見つけられなかった・・・そういう場合は、残念ですが離婚と言う道を選択される方もおられるでしょう。 いざ、そうなってから証拠を取ろう!と思っても当然ですが警戒されて調査などできません。 また、先に証拠が揃っていることで慰謝料問題などがスムーズに話し合えることがあります。 さあ、いかがでしょう? 浮気調査を行わないまま話し合いに突入するのは、非常に危険だ!という事がご理解いただけるのではないかと思います。 じゃあ、デメリットは何も無いのか? と言われれば、そうではありません。 人間と言うのは身勝手な生き物です。 たとえ自分自身が悪いことをしていた・・・という自覚があっても、それをパートナーに抑えられるのは決して気持ちの良いものではありません。 「沽券に関わる」とか、「プライバシーを侵害された」と言って逆切れする人もいるでしょう。 誰でも証拠を目の前にすれば、大人しく謝罪をするかというとそうではないのです。 しかし・・・・・ 私の経験上、逆切れするという態度には「まだまだ夫婦としてやり直せる」可能性を見出します。 本当に、夫婦として破綻している方々は逆切れすらしないのが普通なのです。 割とあっさり、「あっそう、悪かったね」くらいで済んでしまう方が無関心の度合いが大きいからです。 愛の反対語は憎ではないです。 愛の反対語は無関心。 ですから、逆切れを怖れず、それは誰もが乗り越えるべき「壁」と思って夫婦の修復に取り組めば、浮気は乗り越えられると思います。 master@private-eye.co.jp
by yasuhiko_konishi
| 2006-03-24 15:47
| 浮気調査を依頼する前に
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